【2025年最新版】インコの餌おすすめランキング9選|ペレット・シードの選び方や与え方も徹底解説

「うちの子、今の餌で合ってるのかな?」「ペレットとシード、結局どっちのごはんが良いんだろう?」
インコを飼っているあなたなら、一度はそんな風に悩んだことがあるかもしれません。
大切な家族であるインコには、毎日を健康に、そしてできるだけ長く一緒に過ごしてほしいですよね。そのためには、毎日の餌選びが非常に重要になります。
この記事では、インコの健康と長生きをサポートするために、最適な餌の選び方から与え方までを徹底的に解説します。
ペレットとシードの基本的な知識はもちろん、それぞれのメリット・デメリット、そしてあなたの愛するインコにぴったりの餌を見つけるためのポイントをご紹介。
2025年最新のおすすめインコの餌ランキング9選もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、愛鳥の健康的な食生活に役立ててください。
インコの餌おすすめランキング9選
1.ズプリーム フルーツブレンド
商品名 | フルーツブレンド |
メーカー名 | ZuPreem (ズプリーム) |
価格の目安 | 1,200円~2,500円(内容量による) |
特徴 | カラフルな色と甘いフルーツの香りが特徴のペレット。インコの嗜好性が高く、ペレットへの切り替えが難しい子にもおすすめです。様々なサイズのインコに対応できる粒の大きさがあります。 |
メリット | 【嗜好性が高いインコにおすすめ】 食べ慣れないペレットへの抵抗感を減らせます。 【食いつきが良い】 偏食気味のインコにも有効な場合があります。 |
デメリット | 【着色料を使用】 人工着色料が気になる飼い主さんもいます。 【うんちの色が変わる】 食べるとうんちがカラフルになることがあります。 |
2.ラウディブッシュ デイリーメンテナンス
商品名 | デイリーメンテナンス |
メーカー名 | Roudybush (ラウディブッシュ) |
価格の目安 | 1,500円~3,000円(内容量による) |
特徴 | 獣医師が推奨する定番ペレット。消化吸収に優れ、インコの健康維持に必要な栄養素をバランス良く配合しています。無着色で、セキセイインコからオカメインコまで幅広い種類に対応できるサイズ展開が魅力です。粒の大きさはマイクロ、フレーク、ミニ、スモールなどがあります。 |
メリット | 【幅広いインコにおすすめ】 消化器への負担が少なく、普段使いに最適です。 【栄養バランスが良い】 安定した栄養摂取が期待できます。 【無着色で安心】 添加物が気になる飼い主さんにおすすめです。 |
デメリット | 【嗜好性はやや控えめ】 シードに慣れたインコは切り替えに時間がかかる場合があります。 |
3.ハリソンバードフード アダルトライフタイム
商品名 | アダルトライフタイム |
メーカー名 | Harrison’s Bird Foods (ハリソンバードフード) |
価格の目安 | 2,500円~5,000円(内容量による) |
特徴 | オーガニック認証を受けた原材料のみを使用した高品質ペレット。合成着色料、保存料不使用で、自然派志向の飼い主さんに支持されています。インコの健康維持に特化した配合で、粒のサイズも豊富に揃っています。 |
メリット | 【オーガニック志向のインコにおすすめ】 安心安全な原材料にこだわりたい方に最適です。 【栄養価が高い】 厳選された素材でインコの活力をサポートします。 【獣医師も推奨】 信頼性の高いブランドです。 |
デメリット | 【価格が高め】 他のペレットに比べて価格帯は高めです。 【嗜好性が低い場合も】 自然な風味のため、食いつきには個体差があります。 |
4.ズプリーム ナチュラル
商品名 | ナチュラル |
メーカー名 | ZuPreem (ズプリーム) |
価格の目安 | 1,200円~2,500円(内容量による) |
特徴 | フルーツ風味のペレットで有名なズプリームですが、この「ナチュラル」は無着色で、自然な風味を好むインコにおすすめです。様々なサイズのインコに対応できるよう、粒の大きさも数種類あります。バランスの取れた栄養素で、日々の健康をサポートします。 |
メリット | 【幅広いインコにおすすめ】 嗜好性と栄養バランスのバランスが取れています。 【無着色で安心】 余計な添加物を避けたい飼い主さんに。 【比較的入手しやすい】 多くのお店で取り扱いがあります。 |
デメリット | 【フルーツ風味に慣れていると食いつきが悪い場合も】 同ブランドのフルーツ味を好んでいたインコは、慣れるのに時間がかかることがあります。 |
5.ケイティ エグザクト ナチュラル
商品名 | エグザクト ナチュラル |
メーカー名 | Kaytee (ケイティ) |
価格の目安 | 1,000円~2,000円(内容量による) |
特徴 | アメリカで人気のペレットブランド。無着色で、インコに必要な栄養素がバランス良く含まれています。小粒タイプはセキセイインコなどの小型鳥に最適で、食いつきも良いと評判です。消化しやすいよう工夫されています。 |
メリット | 【小型インコにおすすめ】 小粒で食べやすく、嗜好性も比較的高いです。 【無着色で安心】 自然なごはんを与えたい方に。 【コストパフォーマンスが良い】 比較的手頃な価格で購入できます。 |
デメリット | 【海外製品のため、稀に入手しにくい場合がある】 取り扱い店舗が限られることがあります。 |
6.ラウディブッシュ ローファットメンテナンス
商品名 | ローファットメンテナンス |
メーカー名 | Roudybush (ラウディブッシュ) |
価格の目安 | 1,500円~3,000円(内容量による) |
特徴 | 通常のデイリーメンテナンスよりも低脂質に調整されたペレット。肥満が気になるインコや、脂質の摂取量を抑えたい飼い主さんにおすすめです。こちらも無着色で、消化しやすいよう配慮されています。 |
メリット | 【肥満気味のインコにおすすめ】 脂質制限が必要な子に最適です。 【肝臓に優しい】 肝臓病のリスクを減らしたい方に。 【無着色で安心】 余計な添加物を含みません。 |
デメリット | 嗜好性はやや控えめ】 通常のペレットよりも食いつきが悪い場合があります。 |
7.ハリソンバードフード ファイン ハイポテンシー
商品名 | ファイン ハイポテンシー |
メーカー名 | Harrison’s Bird Foods (ハリソンバードフード) |
価格の目安 | 2,800円~5,500円(内容量による) |
特徴 | 高い栄養価を持つペレットで、繁殖期や換羽期、病中病後のインコなど、より多くのエネルギーや栄養を必要とする場合に適しています。オーガニック認証されており、高品質な原材料を使用しています。小粒なのでセキセイインコにも与えられます。 |
メリット | 【栄養強化が必要なインコにおすすめ】 繁殖期や病後の回復をサポートします。 【オーガニックで高品質】 健康に特に配慮したい方に。 |
デメリット | 通常期には不向き】 栄養価が高すぎるため、通常期のインコには肥満の原因になることがあります。 【価格が高め】 ハリソンシリーズの中でも高価です。 |
8.マズリ インセクティボア ダイエット
商品名 | インセクティボア ダイエット |
メーカー名 | Mazuri (マズリ) |
価格の目安 | 2,000円~4,000円(内容量による) |
特徴 | 動物園や水族館でも使用されている、信頼性の高いブランド。厳密な栄養管理に基づいて作られており、特に、昆虫食傾向のあるインコ(例えば、ローリーやロリキートなど、一部の特殊なインコ)にも適しています。一般のインコにも総合栄養食として与えられます。 |
メリット | 【栄養バランスが非常に良い】 専門家によって開発された信頼できる配合です。 【消化吸収に優れる】 体への負担が少ないです。 |
デメリット | 【入手しにくい場合がある】 専門性の高いペレットのため、一般のペットショップでは見かけにくいことがあります。 【嗜好性には個体差がある】 特定の風味があるため、インコによっては好まない場合もあります。 |
9.ラウディブッシュ ローリーネクター(パウダー)
商品名 | ローリーネクター(パウダー) |
メーカー名 | ラウディブッシュ |
価格の目安 | 3,000円〜17,000円(内容量による) |
特徴 | 一般的なインコではなく、ローリーやロリキートなど、特殊な食性を持つインコのために作られたペレットです。これらのインコは花の蜜や果汁を主食とするため、通常のペレットとは成分が大きく異なります。粉末状で水に溶かして与えるタイプが多いです。 |
メリット | 【特定のインコ種に特化】 ローリー、ロリキートなど特殊な食性のインコの栄養要求を満たします。 【健康寿命をサポート】 専門的な栄養素で健康を維持します。 |
デメリット | 【一般的なインコには不向き】 セキセイインコやオカメインコなど、穀物食のインコには与えないでください。 【入手が困難な場合がある】 専門性の高い餌のため、取り扱い店舗が限られます。 |
インコの餌はペレットとシードどっちがいいの?
インコの餌は、ペレットとシード、どちらが良いかという問いには、一概に「どちらが絶対的に優れている」とは言えません。 獣医さんの間でも見解は様々ですが、近年ではペレットを主食とすることが推奨される傾向にあります。
それぞれの餌の特徴とメリット・デメリットを理解し、愛鳥に合った選択をすることが大切です。
インコの餌の基本|なぜペレットが推奨されるの?
愛らしいインコを飼っていると、「この子のために最高の食事を与えたい!」と誰もが思いますよね。その中でよく耳にするのが「ペレットが良い」という話。でも、なぜペレットがそんなに推奨されるのでしょうか?その答えは、野生のインコと飼育下のインコの食生活の違いにあります。
野生のインコと飼育下のインコの食生活の違い
- 野生:多様な種子、果実、葉、昆虫などを摂取し、栄養バランスが自然と取れている。
- 飼育下:シードだけでは特定の栄養が偏りやすい(脂質過多、ビタミン・ミネラル不足など)。
このように、飼育下のインコは野生のインコと比べて、栄養が不足しがちで体調不良に陥りやすいです。
シード食の問題点
殻を剥くことが楽しかったり、味が好きだったりしてシードが好物のインコは非常に多いです。しかしながら、インコの餌がシード中心になると、以下のような健康リスクが生じます。
- 脂質の過剰摂取による肥満、肝臓病、脂肪腫のリスク。
- ビタミンA、カルシウムなどの不足による病気(例:副鼻腔炎、骨軟化症)。
- 好みのものだけ食べる「食べムラ」「選り好み」が激しくなる。
そのため、飼っているインコがシードを食べたがっていても、ペレットを中心とした餌の構成にすることをお勧めします。
ペレット食のメリット
インコの餌をペレット中心にするメリットをご紹介します。
- インコに必要な栄養素をバランス良く摂取させることができる。
- 選り好みを減らし、栄養が偏りにくくする。
- シードに比べて消化が良いため、健康維持に繋げやすい。
このように、愛するインコの体調を管理するうえで、ペレット食は非常に重要な役割を果たすのです。
ペレットへの切り替えの重要性
- 「シードからペレットへの移行は大変だが、健康のためにぜひ検討してほしい」というメッセージ。
今インコに与えている餌がシード中心の場合、ペレットに切り替えるのは少し苦労するかもしれません。
なぜなら、ペレットと比べてシードは『美味しくて』『楽しく食べれる』ものだからです。
いきなりシードからペレットに切り替えると全然食べてくれないこともあるため、初めのうちはシードにペレットを少量混ぜることから始めてみましょう。その後段々と割合を増やしていき、少しずつ切り替えていくと良いかもしれません。
ちなみに我が家のインコは、発情期で食欲が爆発している時にペレットの割合を増やしたところスムーズに切り替えができました。
インコの餌の選び方|3つのポイント
大切なインコに毎日与える餌だからこそ、「何を選べば良いの?」と迷ってしまう方も多いはず。ここでは、あなたの愛するインコに最適な餌を選ぶための3つの重要なポイントをご紹介します。
1. 基本は「総合栄養食ペレット」から選ぶ
インコの健康を第一に考えるなら、主食は総合栄養食のペレットを選ぶのが基本です。ペレットは、インコに必要な栄養素がバランス良く配合されており、シードだけでは不足しがちな栄養をしっかり補ってくれます。
ペレットの種類と特徴
ペレットには様々な種類があり、大きく分けて色付きペレットと無着色ペレットがあります。
色付きペレット vs 無着色ペレット
色付きペレットは、その鮮やかな色彩がインコの興味を引き、嗜好性が高い傾向にあります。初めてペレットに挑戦するインコや、食いつきの悪いインコには有効な場合があります。しかし、着色料などの添加物が含まれていることがあるため、成分をよく確認することが重要です。
無着色ペレットは、着色料を使用しておらず、より自然な餌を好む飼い主さんに選ばれています。添加物が気になる方や、インコがペレットに慣れてきたら、こちらに切り替えることを検討しても良いでしょう。
形状(粒の大きさ)
ペレットは、その形状や粒の大きさも様々です。セキセイインコのような小型インコには小さめの粒、オカメインコやその他の大型インコには、少し大きめの粒が適しています。インコの嘴の大きさに合わせて選び、食べやすさを考慮してあげましょう。
成分表示の確認
ペレットを選ぶ際には、パッケージの成分表示を必ず確認しましょう。タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどのバランスが適切であるかを見極めることが大切です。特に、脂質の過剰摂取は肥満の原因となるため、控えめなものを選ぶと良いでしょう。
主要なペレットブランドの紹介と特徴
インコのペレットは多くのメーカーから販売されていますが、代表的なブランドとその特徴を知っておくと選びやすくなります。
ラウディブッシュ(Roudybush)
獣医師の推奨も多く、消化しやすさにこだわった、定番のペレットです。
ハリソン(Harrison’s Bird Foods)
有機栽培された原材料を使用していることで知られる、オーガニック志向のブランドです。
ズプリーム(ZuPreem)
フルーツ風味など、インコが食べやすいように工夫されたペレットが多く、嗜好性が高いのが特徴です。
ペレニード(Pelleneed)
日本の鳥のために作られた、低脂質で消化しやすいと評判のペレットです。
これらのブランドの中から、あなたのインコのごはんの好みや健康状態に合わせて選んでみてください。
2. 必要に応じて「シード」や副食をプラスする
ペレットが主食であることは変わりませんが、シードやその他の副食を上手に活用することで、インコの食生活をより豊かにし、健康をサポートすることができます。
シードの役割と注意点
シードは、あくまで「おやつ」や「嗜好品」として捉えましょう。主食にすると栄養バランスが偏るため、コミュニケーションの一環や、ご褒美として少量与えるのがポイントです。
選り好みを防ぐ工夫
もしペレットに混ぜて与える場合は、シードの量を極力減らし、インコがペレットも食べるように促しましょう。インコがシードだけを選んでしまう場合は、一時的にシードの提供を中止し、ペレットに慣れさせる工夫も必要です。
安全なシードの種類
発芽玄米や粟穂(あわほ)などは、インコが喜んで食べる安全なシードとして人気があります。ただし、これらも与えすぎには注意が必要です。
野菜・果物・栄養補助食品の役割
ペレットだけでは補いきれないビタミンやミネラルを補給するために、新鮮な野菜や果物を少量与えるのも良いでしょう。
与えて良いもの・悪いもの
小松菜、チンゲンサイ、ブロッコリーの葉、リンゴなどは与えても安全です。しかし、アボカドやネギ類、チョコレート、カフェインを含むものはインコにとって毒性が強く、絶対に与えてはいけません。事前にしっかり確認してから与えるようにしましょう。
ボレー粉(カトルボーン)の重要性
ボレー粉やカトルボーンは、カルシウムの補給源として非常に重要です。また、これらをかじることで嘴の運動にもなり、健康維持に役立ちます。
乳酸菌やビタミン剤などのサプリメント
消化器の健康を保つ乳酸菌や、特定のビタミン剤など、様々なサプリメントがあります。これらはインコの体調や状況に合わせて利用できますが、必ず獣医師と相談の上、適切なものを適切な量与えるようにしましょう。過剰摂取はかえって健康を害する可能性もあります。
3. インコの種類や年齢に合わせて選ぶ
インコの餌選びは、種類や年齢によっても適したものが異なります。それぞれのライフステージや特性に合わせたごはんを選ぶことで、より健康的な生活を送らせてあげられます。
インコの種類別のおすすめ
セキセイインコ
比較的小さな体なので、小粒で消化しやすいペレットがおすすめです。活動量が多いので、適度なエネルギーが取れるごはんが良いでしょう。
オカメインコ
セキセイインコより体格が大きいですが、脂質代謝に注意が必要な種類です。やや大きめのペレットも可ですが、脂質は控えめなものを選ぶことが大切です。
その他のインコ(例:コザクラインコ、ボタンインコなど)
コザクラインコやボタンインコなど、種類によって体格や習性が異なります。それぞれのインコの体格や活動量、消化能力に合わせた餌を選ぶことが重要です。迷ったら、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
成長段階別の餌の選び方
インコは成長段階によって必要な栄養素や消化能力が変化します。
雛の餌について
自分で餌を食べられない時期は、パウダーフードを与えます。成長に伴い、ペレットへ徐々に移行させていきましょう。この時期にペレットに慣れさせておくと、後々のごはん選びが楽になります。
成鳥の餌
健康な成鳥であれば、基本的に総合栄養食のペレットを主食とします。定期的に体重や体調をチェックし、ごはんの量を調整しましょう。
老鳥の餌
消化機能が衰えたり、活動量が減ったりするため、消化しやすく、低カロリーでありながら良質な栄養素が摂れる餌を選ぶことが大切です。ふやかして与えるなどの工夫も必要になることがあります。
繁殖期の時の餌
卵を産むメスのインコは、オスのインコよりもカルシウムなど特定の栄養素を多く必要とします。繁殖期用のペレットや、カルシウムを強化した餌を検討しましょう。カトルボーンやボレー粉がオススメです。
これらのポイントを参考に、あなたの愛するインコに最適な餌を選んで、健やかな毎日を過ごさせてあげてくださいね。
まとめ
この記事では、オススメのインコの餌をランキング形式で9種紹介してきました。
インコの餌は、種類や成長段階、体調や好みなど、それぞれに合ったものを選んでみてください。中には、健康面では「これを食べさせたい!」という餌が合っても、インコが好き嫌いをすることもあるため上手く調整できるといいですね。
愛鳥との日々が、より豊かになりますように。