インコの寿命と長生きさせるコツ
飼いやすいペットとして人気なインコですが、 どれくらい生きるのかや、長生きさせるためにはどうしたらいいのか気にされてる方も多いと思います。このページでは、インコの寿命や長く生きてもらうためのコツをご紹介していきます。これからインコを飼う方や、最近飼い始めた方の参考になると嬉しいです!
インコの寿命は?
インコの寿命は種類によって様々で、10年ほど生きるインコから、50年以上生きるインコもいるようです。「なるべく長く生きてほしい」と思う方もいれば、「あまり長く生きすぎるのも困る」と思われる方もいたり、人それぞれ飼いたいインコは違うかと思います。
また、インコの年齢を人間換算した歳で把握することにより、インコへの接し方にも気を遣うことができます。
インコの平均寿命
種類 | 平均寿命 |
---|---|
セキセイインコ | 5年~8年 |
オカメインコ | 10年~15年 |
コザクラインコ | 15年~25年 |
ボタンインコ | 10年~15年 |
キボウシインコ | 40~50年 |
種類によってかなり差がありますね。
それでは、人間の年齢に換算して見てみましょう。
年齢を人間換算すると?
セキセイインコの場合…
セキセイインコの寿命 | 人間換算年齢 |
---|---|
~1歳 | 〜20歳 |
1歳~5歳 | 20歳~40歳 |
5歳~8歳 | 40歳~60歳 |
8歳~11歳 | 60歳~80歳 |
11歳~ | 80歳~ |
セキセイインコを人間の年齢に合わせて見てみると、かなり速いスピードで成長していくことがわかります。小さくて可愛く、見た目の変化も少ないインコは、まだ若いから大丈夫と思って油断していると、思ったより老いていたという話はよく聞きます。インコにとっての1日は人間よりも貴重な時間になるため、1分1秒を大事に過ごしたいですね。
インコの年齢を人間に換算した歳で理解し、体調や遊ばせ方に気を配っていきましょう!
インコを長生きさせるには?
インコは比較的に長く生きる生き物ですが、適切なお世話をしなければその命は早く終わりを迎えてしまいます。そうならないためにも、責任を持ってキチンと育てていかなくてはいけません。
インコを長生きさせるために気を付けることは主に以下の通りです。
体調管理
インコを飼うのに気を付けるべきことの一つ目は、体調管理です。
インコは具合が悪くても、敵にそれを悟られないようにするため、体調不良を隠そうとする習性があります。
そのため、日頃から小さな変化を察知していかなくてはいけません。
例えば、
・フンがいつもと違わないか
・姿勢がいつもと違わないか
・エサをつついているものの残っていないか etc…
気にしすぎは良く無いかもしれませんが、「普段と違うな?」と思ったら近くのお医者さんに相談してみましょう。
栄養管理
人間が栄養が偏ると体調が崩れていくように、インコにも必要な栄養を与えることが大事になります。インコに必要な栄養はタンパク質を始め、ビタミンやカルシウム、葉酸など様々です。
インコのエサにも種類があり、それぞれで採れる栄養が変わります。
インコの成長度合いや状態によって適切なご飯を与えましょう。
エサには以下のような種類があります。
インコのエサ
・シード
シードとは植物の種子のことで、インコの主食となる食べ物。主にヒエ・アワ・キビを中心とした混合シードが一般的です。野生のインコもシードを主食としているようですが、栄養不足を補うために果物や昆虫を食べているそうです。
しかし、一般家庭で野生と同じような食事を揃えるのは不可能です。
シードだけではタンパク質やビタミンなどが不足してしまうため、他の食べ物で補う必要があります。
ちなみに、インコにも味覚があり、個体によって好きなものに違いがあるようです。
シードにも色々な種類があるため、飼っているインコの好きなものを探すのも楽しいかもしれませんね!
また、シードの殻を剥くことにより脳に刺激が与えられるようで、インコのストレス解消にもつながるようです。
・ペレット
ペレットとは、インコに必要な栄養素がほぼ全て配合されている総合栄養食です。
ドッグフードやキャットフードの「カリカリ」を小さくした見た目をしており、小型用、中型用、大型用とサイズによって分かれています。
ペレットを主食とする場合、ほとんどの栄養が摂取できるため、ほぼ他の栄養補助食が必要ないとされています。そのため、インコが体調不良になった際に栄養失調の可能性が除きやすくなることや、栄養バランスをあまり気にしなくて良くなると言うメリットがあります。
しかし、シードのように殻を剥く機会がなくなったり、インコが好みの食べ物に出会う機会が減ってしまうのがネックです。
余談ですが、うちで飼っているインコはペレットとシードを6:4くらいの割合で主食として与えています。
・ボレー粉
ボレー粉とは、牡蠣の殻を細かく砕いたものです。
牡蠣はカルシウムやミネラルが豊富で、ボレー粉をインコに与えることでペレットだけでは不足しがちな栄養素を補うことができます。
特にメスの場合は産卵をする場合があり、カルシウムの消費量が多くなりがちです。カルシウムが不足してしまうと、柔らかい殻の卵を産んでしまったり、骨折しやすくなったりするようなので、シードが主食の子の場合はあげるようにしましょう。
ペレットが主食の場合は基本的には与える必要はありませんが、産卵するようになった際はカルシウム不足に陥りやすいです。インコの状況によって与えるようにしていきましょう。
※ボレー粉には洗浄済みのものとそうでないものがあります。
洗浄がされていない場合、お米をとぐようなイメージで洗ってから与えましょう!
・野菜
インコに不足しがちなビタミンを野菜や果物で補うことができます。
ただし、インコにはあげて大丈夫な野菜と、あげてはいけない野菜があるので注意が必要です!
食べてもいい野菜 | あげすぎない方がいい野菜 |
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小松菜 | ほうれん草 |
チンゲンサイ | キャベツ |
豆苗 | ブロッコリー |
水菜 | |
パセリ | |
サラダ菜 |
食べてもいい果物 | あげすぎない方がいい果物 |
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いちご | レモン |
みかん | グレープフルーツ |
りんご | ぶどう |
バナナ | |
キウイ | |
メロン |
中には絶対にあげてはいけない物もあります!
要注意!!
あげてはいけない物 |
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アボカド |
チョコレート |
タマネギ |
ニラ |
バラ科のもの(桃など) |
米 |
パン |
アルコール |
コーヒー |
運動
インコにも運動は必要不可欠です。
エサの摂取量に対して運動量が不足していると肥満につながったり、ストレスを溜め込まないためにも運動は適度にさせた方がいいです。
運動量を確保するためにも、1日に最低1時間は放鳥(鳥籠から外に放すこと)をさせましょう!
日光浴
インコの健康を保つために、日光浴は不可欠です。
日光浴をすることにより、体内時計が整ったり、太陽光に含まれる紫外線を浴びることでビタミンDが生成され、カルシウムの吸収を促進させることができます。
ビタミンDは食べ物が摂ることができないため、日光浴で補う必要があります。
ビタミンDが不足すると骨軟化症や骨粗鬆症などになりやすくなり、骨折の原因になってしまいます。インコの健康や安全のためにも積極的に日光浴をさせるようにしましょう。
また、ビタミンDには神経細胞保護やホルモン形成の役割も担っています。
ビタミンDが不足すると精神が不安定になりやすくなり、攻撃的になったり、噛み癖がついてしまったりと問題行動につながる場合があります。
そもそも太陽光には殺菌効果もあるため、インコの体を清潔に保つためにもさせていきたいですね!
※夏場など高温になる日は直射日光に当てすぎることは避けましょう!
まとめ
インコの寿命は種類によって様々ですが、どの子にもなるべく長く生きて欲しいものです。
そのために体調や栄養の管理は重要で、インコの状態などによって適切な対応をしていきましょう!